介護療養と病院の連携

介護療養施設は、ほとんどが病院と併設されていることから家族の安心感も異なると言われています。介護施設では医療行為を断り、病院では軽度の治療範囲と判断され入院は難しいとしても、介護療養施設では受け入れを行っているケースが多くあります。病院との連携が密になっていることから、症状の悪化が見られると病床へ移動し治療できる環境がメリットです。

看護師が常駐する介護施設でも、医師の指示を受けなくてはできない医療行為が数多くあります。したがって介護施設で看護をする範囲は、極めて限定的だと考えられています。医療機関と提携していても、介護施設では十分な治療が行えないこともあるでしょう。そのようなデメリットがないのも介護療養のメリットです。

費用面でもメリットがあり、一般的な病院での入院は日額3000円程度になりますが、介護療養は介護保険の適用を受けることから要介護1の方なら日額767円が目安です。病院への入院が30日間必要だと9万円なのに対し、介護療養は23010円と大きな開きが出ます。介護療養の利用が必要な高齢者の場合、さら院長期的な介護と看護が求められるため、この費用の違いはさらに開きが出るでしょう。

家族の安心感や負担を考えても、介護療養は必要な施設だと言って構いません。